星ヶ丘周辺で土地を探していると、かなりの確率で出会うのが「坂」や「高低差のある土地」です。
実際にお客様からも、
「高低差がある土地って避けた方がいいですか?」
と聞かれることがあります。
確かに平坦な土地に比べると注意することはあります。
でも、私たちは「高低差がある=悪い土地」ではないと考えています。
むしろ星ヶ丘周辺では、高低差がその土地の魅力になっているケースもあります。
今回は、不動産屋が実際に土地を見るときに「高低差の何を見ているのか」をお話しします。
星ヶ丘から東山公園、一社方面を歩いてみると分かりますが、この辺りは平坦な場所ばかりではありません。
そのため土地探しをしていて、
「この土地はいいけど、坂が気になるな……」
ということも珍しくありません。
でも、坂があるという理由だけで候補から外してしまうと、選択肢をかなり狭めてしまいます。
大切なのは、坂があるかどうかではなく、その高低差が土地や建物にどう影響するのかを見ることです。
道路より土地が高くなっている場合、建物の中が道路から見えにくくなることがあります。
リビングのカーテンを開けても道路を歩く人の視線が入りにくい。
これは実際に暮らしてみると、意外と大きなメリットです。
また、周囲の建物との位置関係によっては、
日当たり
眺望
プライバシー
という面で平坦地より魅力的になることもあります。
土地は「平らだから良い」「高低差があるから悪い」というほど単純ではありません。
一方で、高低差がある土地だからこそ確認しておきたいこともあります。
特に重要なのが、
擁壁・造成・駐車場・建築費用です。
土地自体が安く買えても、建築するための造成工事に大きな費用がかかってしまえば、結果的に割高になることがあります。
また、駐車場から玄関までかなり階段を上がらなければならない土地なら、毎日の生活にも影響します。
土地価格だけを見るのではなく、
「この土地に家を建てて住める状態にするまで、全部でいくらかかるのか」
という視点が大切です。
私たちが土地を見に行くとき、資料に書いてある面積や建蔽率だけを確認しているわけではありません。
道路から土地を見て、
「車はどう入れるだろう?」
「玄関はどこになるだろう?」
「リビングから何が見えるだろう?」
「隣の家からの視線はどうだろう?」
そんなことも考えています。
そしてもう一つ。
実際にその場所に立ったときに、気持ちがいいか。
数字には出てきませんが、私たちはこれも土地選びでは大切だと思っています。
例えば、
平坦で整形された土地が3,000万円。
少し高低差がある土地が2,000万円。
これだけでどちらが良い土地かを判断することはできません。
高低差を解消するために建築費を含め500万円かかったとしても、後者の方が魅力的かもしれません。
逆に土地が500万円安くても、造成などに1,000万円かかるのであれば慎重に考える必要があります。
不動産は、条件を一つずつ○×で評価するより、
「その条件が価格にきちんと反映されているか」
を見る方が、本当の価値に近づけると思います。
星ヶ丘周辺で不動産を見ていると、本当に一つとして同じ土地はありません。
道路との高低差、方角、隣地との関係、眺望、街並み。
ネットの物件情報だけでは分からないことがたくさんあります。
だから私たちは、
「条件が良い土地を探す」だけではなく、「その土地の良いところを探す」ことも大切にしています。
少しクセがある。
でも、実際に現地へ行ってみると妙に気持ちがいい。
そんな土地が、結果的に「ここにして良かった」と思える場所になることもあります。
星ヶ丘・名東区周辺で土地を検討されていて、
「この土地ってどうなんだろう?」
と思う物件があれば、物件資料を見ながら一緒に考えることもできます。
土地を買うかどうか決める前の段階でも、お気軽にご相談ください。
星ヶ丘不動産