星ヶ丘不動産では、名古屋市名東区植園町1丁目にある約160坪の土地を取得し、3区画での販売計画を進めてきました。
今回の土地は、道路との高低差や法的な制限など、一般的な住宅用地とは異なる課題を抱えた不動産でした。
土地との出会いから、以前の所有者にゆかりのあるお寺への訪問、販売計画の見直し、そして売却に至るまでの経緯をご紹介します。
1.植園町1丁目の土地との出会い
今回の土地との出会いは、不動産会社を通じて売却のお話をいただいたことがきっかけでした。
所在地は名古屋市名東区植園町1丁目。土地面積は約160坪と、名古屋市内の住宅地としては比較的まとまった広さがあります。
一方で、道路との高低差があり、土地の形状や周辺環境、建築に関する制限など、慎重に確認する必要がある物件でもありました。
高低差のある土地は、平坦な土地と比べて造成工事や擁壁の問題など、検討すべき事項が多くなります。
しかし、土地の広さや立地条件、将来的な活用方法などを総合的に検討した結果、当社で取得することを決めました。
2.以前の所有者にゆかりのあるお寺を訪ねて
実は、この植園町1丁目の土地は、以前、お寺が所有されていた土地でした。
当社での取得が決まった頃、そのお寺がどのような場所なのか気になり、夫婦で実際に足を運んでみました。
境内や建物を拝見し、妻はお寺の奥様と少しお話しする機会もありました。
その際、私たちが植園町の土地を取得する予定であることはお伝えしていませんでしたが、短い会話の中でも、奥様の温かいお人柄が伝わってきたことが印象に残っています。
普段、不動産の仕事では、土地の面積や価格、接道条件、法的な制限など、さまざまな数字や条件をもとに判断します。
しかし、一つひとつの土地には、それまで所有されてきた方々の歴史があります。
今回の訪問は、そんなことを改めて感じる機会となりました。
3.高低差と法的制限のある約160坪の土地
植園町1丁目の土地には、いくつかの特徴がありました。
まず、道路と敷地との間に高低差があること。
そして、土砂災害特別警戒区域に指定されていることです。
こうした条件のある土地では、建築計画や造成工事、擁壁の安全性などについて、一般的な平坦地以上に慎重な検討が必要になります。
特に、土地を購入されるお客様にとっては、建物の建築費用だけでなく、土地の条件によって必要となる工事や制限も重要な判断材料となります。
当社でも、土地の特徴や関係する制限を確認しながら、どのような形で販売することが適切なのかを検討しました。
4.約160坪の土地を3区画で販売
今回の土地は、約160坪という広さがありました。
そのため、一括での販売だけでなく、住宅用地として3区画に分けて販売する計画を立てました。
区画ごとの面積や接道条件などを考慮しながら、購入されるお客様が具体的な建築計画を検討できるよう、販売活動を進めました。
一方で、高低差のある土地は、区画によって条件が異なることもあり、単純に面積だけで価値を判断できるものではありません。
それぞれの土地の特徴を理解していただくことが、販売活動において大切なポイントとなりました。
5.市場の反応を踏まえた販売価格の見直し
販売を開始してからは、お問い合わせ状況や購入を検討されるお客様の反応を確認しながら、販売活動を進めました。
高低差のある土地は、購入後の建築計画や造成費用なども含めて検討する必要があるため、一般的な住宅用地とは異なる難しさがあります。
そこで、当社でも販売価格や販売条件を適宜見直しながら、土地の特徴に合った販売方法を検討しました。
不動産の販売では、最初に決めた価格や方法にこだわり続けるのではなく、市場の反応を踏まえて柔軟に対応することも大切だと考えています。
今回の土地も、そうした判断を重ねながら販売を進めていきました。
6.1区画の成約、そして残り2区画の一括売却へ
販売活動を進める中で、まず1区画が成約となりました。
その後、残りの2区画についても販売を継続していたところ、2区画をまとめて購入したいというお話をいただき、一時は一括での売却に向けて商談を進めていました。
しかし、最終的にそのお話はまとまらず、改めて販売を進めることとなりました。
一方で、商談中にも複数のお客様からお問い合わせをいただいており、キャンセル待ちをしていただいていたお客様との商談を再開しました。
その結果、残りの2区画についても、それぞれ別のお客様との売買契約が成立しました。
当初の計画どおり、最終的には3区画それぞれを異なるお客様にご購入いただく形となりました。
販売途中には計画の変更もありましたが、土地の条件やお客様それぞれのご希望に合わせて販売活動を進めることで、無事に全3区画の成約につながりました。
7.高低差のある土地にも、可能性がある
今回の植園町1丁目の土地は、決して条件の簡単な不動産ではありませんでした。
高低差や法的な制限がある土地は、購入を検討する際にも、売却する際にも、さまざまな課題が生じます。
しかし、そうした条件があるからといって、必ずしも土地の価値がないわけではありません。
土地の特徴を理解し、活用方法や販売方法を検討することで、新しい所有者へつなげられる可能性があります。
今回の取り組みを通じて、改めてそのことを実感しました。
星ヶ丘不動産では、今後も高低差や擁壁のある土地、造成費用がかかる土地など、一般的には売却が難しいとされる不動産についても、一つひとつの条件を確認しながら買取を検討してまいります。
高低差・擁壁のある土地の売却でお困りの方は、ぜひ星ヶ丘不動産へご相談ください。