こんにちは、星ヶ丘不動産です。
不動産業界は、これから大きく変わっていくと思います。
AI。
電子契約。
オンライン内見。
VR。
自動査定。
住宅ローン比較。
不動産DX。
今まで人がやっていた仕事の多くが、少しずつ自動化されていくでしょう。
数年前までなら、
不動産会社に行かないと分からなかったこと。
不動産会社に聞かないと調べられなかったこと。
そういった情報も、今では自分でかなり調べられるようになりました。
では、
10年後も不動産会社は必要なのでしょうか。
そして、
必要だとしたら、
どんな不動産会社が選ばれるのでしょうか。
今回は、この10本のブログシリーズの最後として、
私たちなりに、
「これからの不動産会社」について考えてみたいと思います。
昔は、
物件情報を持っていること自体に価値がありました。
不動産会社へ行けば、
まだインターネットに出ていない物件。
業者しか知らない物件。
地域の情報。
がありました。
でも今は、
ポータルサイト。
地図。
ハザードマップ。
地価。
口コミ。
周辺施設。
いろいろな情報を自分で調べられます。
これからAIがさらに進化すれば、
その情報を集めるだけでなく、
整理して比較することまでAIがやってくれる
ようになるでしょう。
そうなると、
「物件を送ります」
「この物件あります」
だけでは、不動産会社としての違いを出しにくくなります。
売却も同じです。
今は、
「無料査定します」
という広告をよく見ます。
でも将来、
住所を入れる。
面積を入れる。
築年数を入れる。
AIが周辺相場を調べる。
過去の成約事例を分析する。
数秒で査定価格が出る。
ということが普通になれば、
「査定できます」だけでは選ばれなくなる
と思います。
大切になるのは、
査定額のその先です。
なぜその価格なのか。
どう売るのか。
誰が買いそうなのか。
リフォームは必要なのか。
そのまま売った方がいいのか。
いつ売るのがいいのか。
価格を下げるならどのタイミングか。
つまり、
数字を出す会社ではなく、その数字をどう使うかを考えられる会社
が必要になります。
これからの不動産会社に一番必要になるのは、
判断力
なのではないかと思います。
情報はAIが集めてくれる。
資料も作ってくれる。
相場も調べてくれる。
でも最後に、
「この土地は買っていいと思います」
「この価格なら少し高いと思います」
「この家なら将来売りやすいと思います」
「この物件は今回は見送ってもいいと思います」
と伝える。
その判断には、
経験。
現地。
相場。
地域性。
お客様の状況。
全部が必要です。
情報を集める仕事から、情報を判断する仕事へ。
不動産会社の役割は、そこへ変わっていくのではないでしょうか。
AIはとても便利です。
質問すれば、
メリット。
デメリット。
相場。
リスク。
を整理してくれます。
でも、
実際に不動産を買うときに聞きたいのは、
最終的には、
「あなたならどうします?」
だったりします。
私なら買う。
私なら買わない。
この価格なら買う。
あと300万円下がれば考える。
そのくらいの、
少し踏み込んだ本音。
これが、不動産会社に求められるようになると思います。
これも、これから強くなると思います。
昔は、
大手だから安心。
看板を知っているから安心。
という選び方が多かったかもしれません。
もちろん、大手には大手の良さがあります。
でも、
SNS。
ブログ。
動画。
AI。
などで、
担当者自身の考え方が見えるようになってきました。
この人の考え方が好き。
この人なら相談できそう。
この人は悪いことも言ってくれそう。
そんな理由で不動産会社を選ぶ人が、今後もっと増えると思います。
私たちも、ブログを続けています。
昔なら、
SEO。
検索順位。
アクセス数。
が一番の目的だったかもしれません。
もちろん、それも大切です。
でもこれからは、
ブログは、
「この会社がどう考えているか」を見てもらう場所
になると思っています。
どんな物件を良いと思うのか。
どんな物件はおすすめしないのか。
何を大切にしているのか。
どんな考え方で仕事をしているのか。
それを読んでもらう。
そして、
「この会社なら相談してみたい」
と思ってもらう。
それが、これからのブログの役割になるのではないでしょうか。
これからは、
人柄だけでは足りないと思います。
AIやDXが進めば、
仕事のスピードも重要になります。
問い合わせへの返答。
資料。
査定。
契約。
住宅ローン。
情報共有。
こうした部分は、
できるだけ早く、分かりやすく。
AIを使えるところは使う。
オンラインでできるところはオンラインにする。
無駄な作業は減らす。
つまり、
人にしかできないことは人がやり、機械でできることは機械に任せる。
そんな会社が強いと思います。
これから、
「うちはAIを使いません。人間だけでやります」
という会社より、
AIを使って仕事を早くする。
でも、
最後の判断は人がする。
という会社の方が、お客様にとって便利だと思います。
AIを使うこと自体が価値ではありません。
大切なのは、
AIで浮いた時間を何に使うか。
現地を見る。
お客様と話す。
物件を調査する。
交渉する。
考える。
そこに使う。
私たちは、その形が理想だと思っています。
不動産では、
「大丈夫です」
「問題ありません」
だけでは足りません。
なぜ大丈夫なのか。
何がリスクなのか。
将来どうなる可能性があるのか。
ここまで説明する。
例えば、
高低差がある。
だからダメ。
ではなく、
高低差がある。
擁壁はこうなっている。
建て替える場合はこういう費用が考えられる。
その分価格はどうなのか。
だから私はこう思う。
そこまで伝える。
結論だけではなく、理由を説明できる人。
AI時代ほど、こうした人の価値は上がると思います。
私たちなりに、
10年後も必要とされる不動産会社の条件を考えてみました。
① 情報ではなく判断を提供できる
物件を紹介して終わらない。
② 現地を見る
AIやデータだけで判断しない。
③ 良いことも悪いことも伝える
契約優先にならない。
④ 地域を知っている
道路、土地、街の特徴を理解している。
⑤ AIやデジタルを使える
便利なものは使う。
⑥ 説明できる
「なぜ」を伝えられる。
⑦ 長く相談できる
一回の契約で終わらない。
こうした会社なら、
10年後も必要とされるのではないでしょうか。
私たちは、
名古屋で一番大きい不動産会社を目指しているわけではありません。
物件数が一番多い会社でもありません。
でも、
星ヶ丘。
千種区。
名東区。
このあたりで不動産のことを考えたときに、
「一回、星ヶ丘不動産に聞いてみようか」
と思ってもらえる会社になれたらいいと思っています。
買うとき。
売るとき。
貸すとき。
相続したとき。
そして、
まだ何をするか決まっていないとき。
そんなときでも、
気軽に相談してもらえる。
それが、これから私たちが目指したい不動産会社です。
これまでの不動産業界では、
物件情報が価値でした。
これからは、
情報は誰でも手に入る。
AIが整理してくれる。
だから、
最後に差が出るのは、
【 人 】
なのかもしれません。
この人は信用できる。
この人はちゃんと現地を見る。
この人は悪いことも言ってくれる。
この人なら相談できる。
そう思ってもらえること。
10年後も選ばれる不動産会社とは、
一番新しい会社でも、
一番大きい会社でも、
一番物件数が多い会社でもなく、
「この人に相談したい」と思ってもらえる会社。
そんな会社なのではないでしょうか。
星ヶ丘不動産も、
AIや新しい技術を使いながら、
最後は、
人で選んでもらえる不動産会社
でありたいと思っています。
10年後も、
「星ヶ丘不動産に聞いてみよう」
そう思ってもらえる会社を目指して、
これからも一つひとつの不動産と、一人ひとりのお客様に向き合っていきたいと思います。